川田式単勝講座

馬体重増減の判断基準

馬体重の増減はあまり気にしすぎない方が良い


下記、馬体重増減別勝率・回収率のデータをご覧ください。

馬体重増減別勝率・回収率

馬体重が増減するのには様々な理由がありますが、良い傾向なのか悪い傾向なのかを判断するにはそれなりのテクニックが必要で機械的に判断することが難しいです。

したがって、馬体重の増減というのは誰もが気になることだと思いますが"初心者の方"はあまり気にしない方が良いです。


また、誰もがわかるような明らかにネガティヴな大幅馬体増や、長距離輸送による大幅馬体減などは直前でオッズを大きく下げる傾向にあります。

もし、馬体重増減から大幅にネガティヴなことがわかってオッズが変わらないのであれば間違いなくその馬を切るべきですが、オッズが下がるのであれば、何も一つのマイナス要因で馬券検討から外す必要はありません。
 

基本的に増減は少ない方が良いが妙味があるのは馬体増

さらに上を目指すには馬体重が増減している理由を把握し馬の取捨選択を行っていく必要があります。

まずデータをご覧頂ければわかりますが「-3~+3kg」のエリアが最も勝率が高いように馬体重の変動が少ない方が有利になっています。

馬体重に変動がない=体調にも変動がない確率が高いので安定して力を発揮できる可能性が高いためです。


また、馬体重が大幅に減るよりは増えた馬の方が勝率は高くなります。

馬体重が増える=筋肉量が増えたという可能性があり、特に筋肉量が重要なダート戦では馬体重が増えるにつれて回収率があがっているように人気薄を覆して好走していることが多いことがわかります。
 

馬体重増減を馬券に活かす

馬体重に大幅な増減がある場合、ネガティブな体調変動がある可能性が高いため勝率は下がっていきますが、前述した筋肉量の増加などポジティブな理由の可能性もあります。

ここでは馬体重に大幅な変動がある馬でポジティブな可能性が高い条件を紹介したいと思います。
 

馬体重増減の狙い方

まず、馬体重が10kg以上増えている馬ですが、狙いは「キャリア6~10戦前後」になります。

これぐらいのキャリアの馬は成長期にある可能性が高く筋肉量の増加したことが原因で馬体重が増えた可能性が高いからです。


次に、馬体重が10kg以上減っている馬ですが、480kg以上の馬が狙い目です。

馬体重が10kg以上減少した上で、480kg以上の馬体重を保っている馬は単純に馬体重が絞れた可能性が高いためです。

逆に479kg以下になってしまっている馬は、輸送や飼葉を食べないことなどネガティブな原因で馬体重が減っていることが多いからです。


このように通常は狙いづらい馬体重の大幅変動も個別に精査していくことで回収率の向上に近づきます。

是非、参考にして下さい。

 

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