単勝を買うなら4~5歳馬を狙え
単勝を購入する際に「競走馬の年齢」を意識する人は多くないと思いますが実は非常に重要なファクターです。
2~3歳限定戦になると全馬が同じ年齢になるが古馬のレースになると様々な年齢の馬が混じってレースをすることになります。
下記、年齢別の勝率・回収率のデータをご覧下さい。
このように年齢が上がるにつれて勝率・回収率共に落ちていきます。
特に7歳以上になると勝率・回収率ともに水準を大幅に上回る数値になります。
例えば、4歳馬を狙うのと7歳以上の馬を狙うのでは勝率に4倍以上の開きがあります。
6歳馬でも数値はあまりよくなく、やはり「4~5歳馬」が圧倒的な狙い目です。
高齢馬が好走できない理由
競走馬は年齢と共に能力の上積みはなくなっていき、逆に低下していくことになります。
競走馬の衰えというのは競馬新聞だけではわかりづらく、高齢馬でもこれまでの実績や近走それなりに好走していることから単勝で人気になることが数多くあります。
しかし、その好走例よりも上積みがあるわけではないので期待に応えて勝利する可能性は非常に低いです。
上積みがまだまだある4~5歳馬と上積みがなく低下していく高齢馬であれば当然前者の方が馬券的には有利です。
それでも、「年齢」というファクターを意識する人はそう多くないので高齢馬でも人気になることは多々あります。
下記、単勝1~3人気の馬に限った年齢別成績をご覧下さい。
このように年齢が向上していけば同じ人気馬でも信頼度が大幅に下がることがわかります。
「年齢の割にキャリアが浅く上積みがある馬」「超晩成馬で明らかに上積みがある馬」を除けば、基本的には単勝で高齢馬を狙うことは避けた方が良いでしょう。
単勝で大きく勝負するときは4~5歳馬からピックアップすることを意識するだけでも成績は大きく向上します。
是非、参考にして下さい。