川田式単勝講座

馬券に役立つ「近走着順推移」別データ

狙い目は「凡走→好走→凡走」馬

下記は近走の着順推移別の単勝データです。1着馬はクラスが変動することがあるため除外しています。

3走前 2走前 1走前 勝率 回収値
2~3着 2~3着 2~3着 25% 74
4~18着 2~3着 2~3着 20% 76
2~3着 4~18着 2~3着 18% 77
2~3着 2~3着 4~18着 14% 76
4~18着 4~18着 2~3着 13% 74
4~18着 2~3着 4~18着 10% 85
2~3着 4~18着 4~18着 8% 73
4~18着 4~18着 4~18着 4% 73

データにある通り、近走好走する回数が多いほど、また3走前よりも2走前に、2走前よりも1走前に好走している馬ほど勝率が高くなります。

この中で注目したいのは「凡走→好走→凡走」馬のみ回収値が非常に高いことです。つまり、凡走と好走を交互に繰り返す馬が狙い目になっているというわけです。

「3走前:凡走→2走前:好走→1走前:凡走⇒今回:好走」というパターンをもう少し深堀して分析していきたいと思います。

大敗を喫している馬はマイナス

先の例では4~18着馬を一括りにしましたが、4着馬と18着馬では意味合いがまったく違ってくるので、「4~9着馬」と「10~18着馬」に分けて分析してみたいと思います。

3走前 2走前 1走前 勝率 回収値
4~9着 2~3着 4~9着 12% 88
10~18着 2~3着 4~9着 9% 83
4~9着 2~3着 10~18着 6% 77
10~18着 2~3着 10~18着 6% 87

以上のように近走に大敗(10~18着)歴がある馬とそうでない馬とでは後者の方が的中率・回収率共に優秀な成績になることがわかりました。つまり、凡走といっても大凡走はマイナスだということです。

競馬新聞で近走成績を見る時に「的中させる」ことを考えるのであれば近走に連続して好走している馬を狙うべきであり、競馬新聞の印もそのような馬に◎印が打たれていると思います。

しかし、「利益を出す」という競馬で最も重要なことを考えるのであれば、好走歴ばかりに目を奪われるのではなく、今回のような凡走の仕方に関する視点を持って競馬新聞を見て頂ければ競馬で勝つためのヒントになるので参考にして下さい。

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